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応答曲面法(RSM) 実験の計画支援とは(実験計画法)

実験の計画支援とは,2水準あるいは3水準系の実験計画表をワークシート上に出力する機能です.

出力された計画表のとおりに実験して,実験値を入力した後,本システムの実験データの回帰分析を用いて解析することができます.その際,有効でない要因を実験モデルに取入れたり,はずしたりすることもできます.

特に3水準のBox-Behnken計画,中心複合計画では,本システムの応答曲面の一特性の最適化と多特性の最適化を用いて,特性値の最適化ができます.

対応している実験の種類は全部34種類で,2水準計19種類と3水準系の15種類になります.

対応している実験の種類
2水準系の計画の種類3水準系の計画の種類
実験数4の計画実験数9の計画
実験数8の計画実験数27の計画
実験数16の計画(Full)直交表L9
実験数16の計画(Half)直交表 L18
実験数32の計画(Full)直交表 L27
実験数32の計画(Half)3因子 Box - Behnken
実験数64の計画(Full)4因子 Box - Behnken
実験数64の計画(Half)2 因子中心複合計画(Full)
実験数64の計画(Quarter)3 因子中心複合計画(Half)
直交表L43 因子中心複合計画(Full)
直交表L84 因子中心複合計画(Half)
直交表L124 因子中心複合計画(Full)
直交表L165 因子中心複合計画(Half)
Plackett-Burman 実験数126 因子中心複合計画(Half)
Plackett-Burman 実験数16
Plackett-Burman 実験数20
Plackett-Burman 実験数24
Plackett-Burman 実験数28

2水準因子の実験に対応して,2**(k-p)2水準要因計画,2水準因子のスクリーニング(プラケット-バルマン)計画を簡単に作成できます.3水準因子の実験の場合,3**(k-p)要因計画,Box-Behnken計画,中心複合計画を対応しています.2水準と3水準の混合計画L18も作成することができます.

関連機能
実験データの分析(1特性の最適化多特性の最適化

実験計画手法(DOE)の考え方,またソフトを使う上での利点についての資料をご覧いただけます.

(株)日本科学技術研修所のシンポジウムでの製品紹介
設計開発に役立つ実験計画法〜要因配置実験から応答曲面まで〜

実験の計画支援の使用方法

3因子中心複合計画(Full)(実験数20)の計画の生成手順

1. 「実験種類の指定」で,3水準系の3因子中心複合計画(Full)計画を選択します.

実験の計画支援 スクリーンショット
(画像クリックで拡大サイズへ)

2. 「中心点数とαの設定」で,中心点の数を6に設定して,αの値をデフォルト値にします.

実験の計画支援 スクリーンショット

3. 「因子名・水準値の設定」で,必要があれば,因子名・水準値を変更することができます.

4. 「特性値の指定」ダイアログで,繰り返し数・特性値名を設定することができます.ランダマイズを選択すると,実験の順序をランダマイズすることができます.

5. 以上の手順が終わると,ワークシートに実験の計画表が作成されます.実験データの解析表はシート1に作成されて,変更された水準値の計画表はシート2に実験の計画表として出力されます.

実験の計画支援 スクリーンショット
(画像クリックで拡大サイズへ)

本システムの機能・特徴

実験の計画支援における主なオプション機能
実験の種類の指定指定された2水準または3水準系の実験計画表を簡単に出力することができます.
因子数の指定直交表L9,L12,L18,L27,Plachett-Burman計画の場合,因子数の指定により解析する必要因子を取入れたり,はずしたりすることができます
中心点数とαの設定中心複合計画の場合,中心点の数とαの値を設定することができます
因子のわりつけ実験数16の計画(Full)等の場合は因子のわりつけができます
因子名・水準値の設定因子名または水準値を変更することができます
特性値の指定繰り返し数・特性値名を設定することができます.ランダマイズを選択することによって,実験の順序をランダマイズすることができます

※ 「画面はJUSE-StatWorks/V4.0のものです」

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