ネットワーク版システムでは,起動時,利用中,終了時それぞれでサーバー・クライアント間で下記のような内部的な処理が行われます.
StatWorks起動中に発生する通信量は,1クライアントにつき,起動時に1KB,終了時に1KB弱,その他に起動中一時間当たり5KB程度と,V4.0に比べネットワーク負荷が大きく低減しました.
ネットワーク版サーバーの場合,サーバーからクライアントへアップデート用差分ファイルを配信するには「サーバー側のファイアウォール」および「サーバー・クライアント間の通信機器で適切なポート設定」が必要です.
ポート番号で通信可・不可を管理したい場合は「プログラムの追加」ではなく「ポートの追加」で「ポート番号(8765, 8764, 50011),プロトコル(TCP)」を登録して下さい.接続できるクライアントを制限したい場合は登録したプログラムまたはポートを選択し,「プロパティ」の「スコープの変更」でサブネットやIPアドレスの制限を行って下さい.
「自動アップデート機能」を設定したサーバーは,日科技研の配信サーバーからHTTPプロトコルを使ってStatWorks最新ファイルをダウンロードします.サーバーは最新ファイルをクライアントPCに配信し,サーバー・クライアントとも自動で常に最新の状態を保つことができます.
項目 | 内容 |
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アップデートファイルのダウンロード | ファイルのダウンロードを開始/停止の設定ができます.回線状況などにより大きなファイルをダウンロードしたくない場合に,一時的にダウンロードの停止ができます. |
プロキシ | 社内LANからインターネットへ接続する際のプロキシの設定ができます.HTTPプロキシサーバーとポートを指定します. |
最新版確認間隔 | 配信サーバーに最新のアップデートファイルを確認しにいく間隔を設定します(6時間,12時間,24時間). |
最新版取得リトライ数 | ダウンロード中に通信エラーが発生した場合,何回同じ処理を繰り返し行うかを指定します.指定上限回数に達してもエラーがー起こる場合は,最新版確認間隔が経過したのち,再び同じ処理を行います. |
項目 | 内容 |
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モード | クライアントPCでの更新の自動/手動を設定します. |
開始時間・終了時間 | 自動ファイル更新処理を開始する時間と終了する時間を指定します. |
更新間隔 | 次の更新処理を開始するまでの間隔を指定します(30分,1時間). |
このほかにも同時応答クライアント数の設定や,アップデートの状態確認(ログ)の機能があります.
セキュリティ上の理由等でサーバーがインターネット接続できない場合は,アップデートファイルを手動で取得し,サーバーを手動更新して下さい.作業手順についてはアップデート方法のページをご覧ください.
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