散布図は,2つの変数の対になったデータを用いてそれぞれの変数を軸にとり,サンプルをプロットしたグラフです.これは,次の変数間の関係を見るときなどに適しています.
また散布図では次のような点に注意します.
ワークシートにデータを入力し,StatWorksのメニューから[手法選択]→[QC七つ道具]→[散布図]を選択します.必要な変数を選択すると,散布図を描くことができます.
様々なオプションを利用することでデータ解析の幅が広がります.
「回帰線,信頼区間,周辺分布,確率楕円,データ番号」の各オプションを指定した例.
層別散布図では,層ごとの分布や回帰傾向を比較することができます.
層別 | データから層別用の変数を選んで,層別散布図として表示します. |
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対数変換 | 目的変数をLog変換し,新たにウィンドウを開いて,散布図を表示します. |
周辺分布拡大 | 周辺分布のヒストグラムを別ウィンドウに表示します. |
回帰直線 | 回帰直線の表示/非表示を切り替えます. |
2次回帰曲線 | 2次回帰曲線の表示/非表示を切り替えます. |
規格線 | 規格値が入力してある場合に,規格値の表示/非表示を切り替えます.また,周辺分布ヒストグラムが表示されている場合は,ヒストグラムにも規格線が表示されます. |
格子線 | 格子線の表示/非表示を切り替えます. |
データ探索 | グラフ上プロットのサンプル番号を確認したり,プロットのマスクや番号表示を行う機能です. |
サンプルの表示切替 | データ探索においてサンプル番号を表示した場合に,サンプル番号とサンプル名の表示切り替えを行います. |
マーキング表示 | マーキングサンプルのプロットの形状を変えて表示します. |
確率楕円 | 確率楕円の表示/非表示を切り替えます.初期表示では3σの確率楕円が表示されます. |
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