仕事の結果(特性)の良し悪しに影響する要因は数多く,しかも複雑にからみ合って存在します.特性要因図は,「問題とする特性と,それに影響を及ぼしていると思われる要因との関連を整理して,魚の骨のような図に体系的にまとめた図」です.
多くの関係者の経験や知識を集めて作られた特性要因図は,パレート図やグラフなどとともに品質管理を効果的に進めていくために不可欠な道具です.
特性要因図は,次のような場合に用いられます.
StatWorks使って,特性要因図を作成します.
StatWorksのメニューから,[手法選択]→[QC七つ道具]→[特性要因図]を選択します.特性要因図のウィンドウが立ちあがります.
ボタン一つで簡単に項目(要因)を追加したり削除することができます.
項目名を入力することで,オリジナルの特性要因図が簡単に作成できます.また,重要な項目に色付けしたり,項目を移動させることも可能です.
ユーザインターフェースを大幅に改善し,より詳細かつ柔軟な編集,印刷品質の向上,再利用を実現しました.
要因を大項目(10),中項目(20),小項目(10),孫項目(10)に分けて表示,特性の追加や削除,項目移動,再利用などが簡単に行なえます.
特性要因図の拡大・縮小,印刷プレビューや印刷設定機能なども多彩で使いやすく,要因名は変数名としてワークシート上に登録が可能です.特性要因図とワークシートを連携して使用できます.
項目の移動やレイアウトの調整は,項目ごとにドラッグ&ドロップで簡単に行なえます,項目のフォントサイズも変更可能です.
要因の挿入 | 項目(要因)を追加します. |
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子要因の追加 | カーソルで指定した項目(要因)に下層の項目(要因)を追加します |
要因の削除 | カーソルで指定した項目(要因)を削除します |
マーキング | カーソルで指定した項目(要因)を目立つように枠で囲みます |
レイアウト自動調節 | 要因同士が重ならないようにレイアウトを自動調節します |
尻尾on/off | 特性要因図の尻尾のある/なしを選ぶことができます |
拡大/縮小 | 1段階ずつ表示サイズを変更することができます |
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