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パレート図とは(QC七つ道具)


パレート図

パレート図は,職場の改善のための最も重要な問題点を的確に発見して,管理・改善活動の重点目標を決めるのに役立つ手法です.

パレート図は,「職場で問題となっている不良品や手直し,欠点,クレーム,事故等をその現象や原因別に分類してデータをとり,不良個数や手直し件数,損失金額等の多い順にならべて,その大きさを棒グラフであらわし,累積曲線で結んだ図」ともいいます.

パレート図からは,次のようなことがわかります.

  1. どの項目がもっとも問題かを見つけることができる.
  2. 問題の大きさの順位が一目で分かる.
  3. ある項目が全体のどの程度を占めているかを知ることができる.
  4. どの項目とどの項目を改善すれば,不具合をその程度解決できるかが分かる.
  5. 問題の大きさが目で理解できるために説得力がある.

これらの特徴から,パレート図は,次のような目的のために使われています.

パレート図の使用方法

ワークシートにデータを入力し,StatWorksのメニューから[手法選択]→ [QC七つ道具]→[パレート図]を選択します.必要な変数を選択すると,パレート図を描くことができます.

StatWorksでのパレート図の便利な使い方

パレート図内の任意の項目を,簡単に1つにまとめる事ができます.

パレート図から,各項目の時系列的な傾向が簡単にわかります.

層別パレード図では,任意の層のパレート図を1つにまとめる事ができます.

本システムの機能・特徴

次の3種類のデータ入力形式で,パレート図を描くことができます.

「不良項目ごとに列和」からパレート図を描く 各変数ごとの列和がパレート図の各棒に相当し,変数が不良項目に相当します.層別変数を一緒に指定すると,層別パレート図が描けます.
「不良件数」からパレート図を描く サンプルが不良項目に相当し,変数がパレート図の個数に相当します.
「不良件数と損失金額1つ」からパレート図を描く サンプルが不良項目に相当し,変数がパレート図の個数に相当します.

パレート図の主な機能

度数分布表 別のウィンドウを開き,各項目の度数を一覧表示します.
項目の統合 グラフ上で指定した複数の項目を,「その他」などの1つの項目にまためてパレート図を描き直します.
時系列グラフ 別のウィンドウを開き,パレート図描かれている各項目のデータを時系列(折れ線グラフ)として描きます.
表示方向 パレート図の向き(縦横)を変更します.
ハッチング パレート図の任意項目の色を変更する事ができます.
累積度数曲線 累積度数曲線の表示,非表示指定します.
層の統合
(層別パレート図のみ)
層別パレート図の場合に,指定した複数の層別パレート図を1つにまとめて描き直します.

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