指定した各変数についての基本統計量,順序統計量,および各2変数間の組み合わせについての相関係数行列を表示する機能です.
10名の男女の身長と体重のデータがあります.
図1. 男女の身長と体重のデータ
1列目はサンプル名,2列目は身長,3列目は体重,4列目は性別のデータになっています.
メニューバーから[基本解析]-[統計量/相関係数]を起動し,変数の指定画面でサンプル名,量的変数,質的変数の全変数を選択して,解析対象の[選択]ボタンをクリックします.
図2. 変数の指定
基本統計量が表示されます.基本統計量を見て以下のようなことが分かります.
図3. 出力された基本統計量(コメント付)
順序統計量のタブを押すと順序統計量が表示されます.ひげの端(下),1/4分位,メディアン,4/3分位,ひげの端(上)はデータのばらつきを把握するのに役立つ指標です.
図4. 出力された順序統計量(コメント付)
相関係数行列のタブを押すと相関係数行列が表示されます.
図5. 出力された相関係数行列(コメント付)
ピアソン積率相関係数 | 量的な2変数間の関係の強さを示すための指標です. 通常は,2変数間の直線的な関係の程度を表すために用いられます. |
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ケンドールの順位相関係数 | データの大小関係から相関係数を求めたものです. |
スピアマンの順位相関係数 | 順位データから相関係数を求めたものです. |
偏相関係数 | 2つの変数間に影響を及ぼす変数がある場合,その変数の影響を除いて求めた実質的な相関係数です. |
分散共分散 | 2つの変数間の分散共分散です. |
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