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2019年12月4日(水)開催
第29回 JUSEパッケージ活用事例シンポジウム

本シンポジウムは盛況のうちに終了いたしました.
ご支援・ご参加いただいた皆様に心より御礼申し上げます。

過去のシンポジウム開催内容ページで,発表資料・原稿を一部公開しております.ダウンロードしてご覧いただけます.

開催のご案内

「第29回 JUSEパッケージ活用事例シンポジウム」を2019年12月4日(水)に開催いたします.

今年度の全体テーマは「IoT時代の統計的方法を活用したビジネスソリューション」です.

記念講演にはサムコンサルタントの大野 治氏をお迎えし「IoTで激変する日本型ビジネスモデルの実現 ~AIをいかに活用するか~」のテーマでご講演いただきます.
大野氏は2009年より日立製作所執行役常務及び電力システム社CIOを兼務され,2015年まで日立グループの役員として経営改革を意欲的に主導,プロジェクトマネジメント学会会長,同学会アドバイザリボード議長,国際CIO学会理事を歴任されていらっしゃいます.
著書である『俯瞰図から見えるIoTで激変する日本型製造業ビジネスモデル』は経団連会長である中西 宏明氏推薦の書であり,IoT時代を迎えた日本の製造業の方向性を指し示しています.

また,トヨタ自動車 業務品質改善部 渡邉 克彦氏からは「品質・技術力向上に繋げるSQCと機械学習のよりよい使い方について」 のテーマで特別報告をしていただきます.
渡邉氏は2013年度の本シンポジウムで「第10回JUSE-StatWorks活用エキスパート賞」を受賞されております.また,2016年にはデミング賞委員会により日経品質管理文献賞に選出された書籍『開発・設計に必要な統計的品質管理』の著者の一人でもあります.

さらに,企業や大学及び弊社製品ユーザーの方々から事例報告や研究発表と「JUSE-StatWorks活用エキスパート賞」授賞式を行います.

参加費は無料(事前申込制)です.お席に限りがございますので,お早めにお申し込みください.
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております.


印刷にはPDF版をご利用ください

【ご案内】第29回 JUSEパッケージ活用事例シンポジウム(PDF)

【時間割】第29回 JUSEパッケージ活用事例シンポジウム(PDF)


開催日時および会場案内

第29回 JUSEパッケージ活用事例シンポジウム 概要
日時 2019年12月4日(水) 10:0017:15 受付開始9:30
会場 SYD修養団ビル 2階ホール 交通・アクセス情報
  • 東京メトロ副都心線「北参道駅」出口1より徒歩3分
  • JR山手線・総武線「代々木駅」西口より徒歩5分 ほか
参加方法・参加費 無料 (事前にWebフォームからお申し込み下さい)
定員 100名 定員になり次第締め切りとなります
  • 保守契約者:1社につき4名までお申込いただけます
  • 一般参加者:1社につき2名までお申込いただけます
※個人の方もお申込いただけます.
※保守契約者は申込の際に,申込フォームの記入欄に保守契約者番号の入力をお願いします.

プログラム

記念講演
IoTで激変する日本型ビジネスモデルの実現
~AIをいかに活用するか~
大野 治氏(サムコンサルタント/
元株式会社日立製作所 執行役常務)(工学博士)
世界のIoTを牽引している国や企業の取り組みから見えてくることは,その背後にある製造業の大転換の動きである.それは「製品の販売」から「サービスの提供」へのビジネス転換,そして無駄の一切ない高効率な工場の実現である.
どちらも顧客との長期的で良好な関係を構築し,共に利益を得る思想で,世界中の企業がこれに向かって進もうとしている.では,日本企業はどう取り組めばよいのだろうか.
特別報告
品質・技術力向上に繋げるSQCと機械学習のよりよい使い方について
渡邉 克彦氏(トヨタ自動車株式会社 業務品質改善部 第1TQM室 データ分析企画G)
当社は約70年間,SQC(統計的品質管理)を問題解決の有効なツールとして位置づけ,ものづくりにおける品質・技術力向上に繋げてきた.近年,IoTの発展により機械学習が身近になりSQCでは対応が困難であった問題の解決も可能となってきている.
このこと自体は望ましいことであるが,機械学習はどのようなデータに対しても万能であると理解され,機械学習さえあればSQCは不要といった声も一部に聴かれる.そのような現状に対し,今回,目的や対象データに沿って両者のよりよい使い方を提案することで,更なる品質・技術力向上を目指していく.
事例報告
(順不同)
ダイカスト部品におけるドリル加工の抜け際バリの低減
株式会社アーレスティプリテック 野寄 貴康氏
近年,自動車は電動化が進んでおり,電動車両向けの部品には加工バリへの厳しい規格が要求されている.
そこで,ドリル加工の抜け際に発生するバリを減らすため,直交表を用いて実験を行い,検定と推定によって対策の有効性を確認することを試みた.
商品A開発における生地の口どけ向上
株式会社中村屋 FF事業部 FF開発部 伊藤 智徳氏
当社はコンビニエンスストア向けの商品Aを開発,製造している.
商品Aの生地部分について散布図や特性要因図,実験計画法等を使って生地の口どけ向上を行った事例を報告する.
数値化した画像データの機械学習手法による解析
~SVMとランダムフォレストの適用~
株式会社日本科学技術研修所 数理事業部 山田 芳幸
近年,画像解析にはCNN(畳み込みニューラルネットワーク)がよく活用されている.しかし,CNNではこれまでの知見の反映や解 釈が難しい.
そこで,今回は画像を数値化し,機械学習手法を用いた解析の事例を報告する.
新製品紹介
技術者のためのStatWorks/V5 機械学習編の 機能および有効な使い方
株式会社日本科学技術研修所 数理事業部 犬伏 秀生
2019年4月に発売を開始したJUSE-StatWorks/V5機械学習編のシステムコンセプト,搭載手法などをご紹介します.また,JUSE-StatWorks/V5機械学習編のデモンストレーションも行います.
表彰・
受賞講演
第16回「JUSE-StatWorks活用エキスパート賞」の表彰
株式会社ジェダイト 代表取締役 鶴田 明三氏
受賞講演
『品質工学をコアとした設計品質リーダ育成の取り組み』
弊社は,国内製造業様を対象に,社内で設計品質向上を牽引,後進育成できるリーダの育成を組織的に実施している.本取り組みにおける教育内容および実践活動の内容を紹介し,StatWorks活用の寄与について報告する.
司会進行 山口 和範氏(立教大学 経営学部 経営学科 教授)

※ プログラムの内容は2019年10月現在のものです.予告なく変更することがあります.

併設

JUSEパッケージや関連書籍の展示,StatWorksデモンストレーションPC,相談コーナーなどを併設いたします.開発者が常駐し,製品の説明やご質問にお答えいたします.お気軽にお立ち寄りください.

展示

ニュートンワークス株式会社

シミュレーションソフト「SimulationX」と「StatWorks 品質工学編」との連携による設計パラメータ最適化を紹介します.

株式会社日科技連出版社

StatWorks関連書をはじめとして,統計,データ解析,品質管理に関する書籍を展示,販売します.

過去のシンポジウム開催の様子や発表資料は過去のシンポジウム開催内容および発表資料のダウンロードからご覧いただけます.

お問い合わせ

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要旨集の販売について
シンポジウムの発表内容を掲載した冊子
これまでに開催された各シンポジウムの発表要旨集を販売しております.ただし在庫がない場合もございますので,あらかじめご了承下さい.ご希望の方はお問い合わせ窓口よりお問い合わせください.

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