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第32回 JUSEパッケージ活用事例シンポジウム

「第32回 JUSEパッケージ活用事例シンポジウム」は盛況のうちに終了することができました.ご支援・ご参加いただいた皆様に心より御礼申し上げます。

開催のご案内

「第32回JUSEパッケージ活用事例シンポジウム」は、1992年の開催から 32回目を迎えました。 これもひとえに皆様のご支援に支えられた証と感謝いたします。

さて、第32回のJUSEパッケージ活用事例シンポジウムも前回と同様に、 完全オンライン(オンデマンド配信、ライブ配信)での開催となります。

企業が本来果たすべき品質経営の真髄を再認識し、実践をおこなっていく との観点から、第32回JUSEパッケージ活用事例シンポジウムは 「品質管理のルネッサンス」を全体テーマとして開催いたします。

IoTやAI、自動化、グローバル化など、ものづくりの考え方や現場の状況が 大きく変わりつつある中でも、これまで培われた品質管理の基本の重要性 は変わらないと考えております。

「品質管理」は、商品やサービスを提供する上で一定の品質を備えていること、 「ルネッサンス」は再生、復活などの意味ですが、 参加者の皆様ともう一度品質管理の原点に戻り、 その在り方を一緒に考えてみたいという思いから、 今回は「品質管理のルネッサンス」を全体テーマとして掲げています。

どうぞふるって、申し込み登録、ご視聴下さい。

開催概要

第32回 JUSEパッケージ活用事例シンポジウム 概要
日時 申込期間:2023年5月8日(月)~2023年8月24日(木)
視聴期間:2023年6月1日(木)~2023年8月31日(木)
会場 オンデマンド開催(一部ライブにて開催)
参加方法・参加費 無料 (事前にWebフォームからお申し込み)
※ご視聴には登録が必要です
プレゼント シンポジウム視聴後、アンケートにご回答を下さったお客様の中から抽選で、
シンポジウム「関連書籍」を50名の方へいずれか1冊をプレゼント致します。
アンケート回答締切り:2023年8月24日(木)まで
 ①「TQMの考え方とその推進」
   光藤義郎(著):日科技連出版社:2014年
 ②「官能評価の統計解析」
   内田治/平野綾子(著):日科技連出版社:2021年
 ③新品質管理入門シリーズ「第1巻QC七つ道具・検定・推定入門」
   棟近雅彦監修/奥原正夫(著):日科技連出版社:2012年
 ④新品質管理入門シリーズ「第5巻多変量解析入門」
   棟近雅彦監修/野澤昌弘(著):日科技連出版社:2012年

プログラム

  
品質管理のルネッサンス
主催者挨拶
開会のご挨拶
齋藤 愛子
(株式会社日本科学技術研修所 代表取締役社長)
皆様のご愛顧を頂き、弊社も今年度で創立65周年を迎えることができました。 今年度は「品質管理のルネッサンス」をテーマに開催させて頂きます。 品質管理とは、時を経ても変わらない古くて新しいテーマではないでしょうか。 特別講演をはじめエキスパート賞の受賞講演や多くの活用事例報告を通して 皆さまに品質管理の復興をご提案したいと思います。
特別講演    
(90分)
TQMの神髄-品質について再考する-
光藤 義郎氏
(一般財団法人 日本科学技術連盟嘱託)
リーマンショック以降、経営環境の厳しさから企業のTQM推進がMに傾き、Qを忘れたTQMになり掛けた結果、様々な分野で品質不祥事が発生する一方、顧客/社会の価値を目指した前向きの品質保証でも遅れを取るようになった。そこで本講演では、品質管理ルネッサンスの観点から、本来、TQMの神髄であるQについて、その本質を語っていく。
受賞記念
講演
(40分)
重要問題・課題の鮮やかな解決に向けた、StatWorksのリテラシー向上の取り組み
山田 大介氏
(パナソニックエナジー株式会社)
<第18回「JUSE-StatWorks活用エキスパート賞」>
●受賞記念講演●
近年、モノづくりが複雑化し、技術者が高度な統計的方法論を活用しなければ、問題解決が困難な場合が多い。一方で、必要な道具の不足や、あったとしてもExcelのように自由自在には活用できていない実態がある。適切に統計的方法論を活用し、成果創出できる風土を醸成するために、考え続け、取り組んできた事例を紹介する。 
活用事例①
(40分)
多品種小ロット生産における製造実態の分析方法に関する研究
小堤 瞭氏
(早稲田大学大学院 創造理工学研究科
経営デザイン専攻 棟近研究室)
多品種小ロットの製品を、製造実態の違いから生まれる製造費用の違いによって、複数のグループに分類する方法と、それを活用した案件受注基準の作成指針を提案することを目的とする。なお、印刷会社A社の食品パッケージ工場を事例とする。
※本事例は株式会社千代田グラビア様との共同研究です
活用事例②
(60分)
官能評価と統計的方法
~二項検定から多変量解析へ~
内田 治氏
(東京情報大学 非常勤講師)
物を人の感覚を使って評価する官能評価の解析には統計的方法の適用が不可欠である。2つの物を比べる2点試験法、好ましさを採点する評点法など、試験方法によって適用する統計的方法も変える必要がある。本講演では、官能評価の代表的な試験方法を取り上げ、各試験方法に合った統計的方法を紹介する。また、試験方法を工夫することによって、さまざまな解析が可能となることを紹介する。
活用事例③
ライブ配信
試作触媒におけるコート幅ばらつき低減
ー 触媒コート幅への影響因子の特定 ー
森島 毅氏
(株式会社キャタラー
アーク・クリエイション・センター
製品開発部 第1プロジェクト)
自動車向け排気ガス浄化触媒の開発・設計において、排気ガス浄化成分を含有する触媒層の物理的な構造を管理する事は製品の競争力を担保する上で重要である。
本報告では、触媒層形成時の触媒層の長さに着目し、バラツキ因子を特定することを目的として実施した影響因子の洗い出し、Statworks を活用した主成分回帰による触媒層長さ予測事例を紹介する。
  ※日科技連主催 第142回品質管理セミナーベーシックコースの班別研究会で実施した
   取り組みよりご発表。
   ライブ配信日:2023年6月22日(木) 15:00~16:00
 【プログラム】
  1. 15:00~15:05 事務連絡
  2. 15:05~15:25 試作触媒におけるコート幅ばらつき低減         -触媒コート幅への影響因子の特定-
  3. 15:25~15:50 質疑応答
  4. 15:50~15:55 日科技連セミナーのご紹介
            北林 寛史 氏(一般財団法人日本科学技術連盟)
  5. 15:55~16:00 閉会の挨拶
活用事例④
ライブ配信
(60分)
モータ設計における温度解析精度の向上
 ―解析精度向上による後戻り開発の撲滅―
森本 亮太氏
(DMG森精機株式会社
 モータ部 モータ開発グループ)
モータ開発において様々な原因によって、しばしば後戻り開発が起きている。
その中でもモータ温度の測定値が基準値を満たさないケースが多い。
本取り組みではモータ温度解析値と測定値の乖離の要因を考慮し,解析精度の良い温度解析システムを構築した。
温度解析システムの構築において現状把握や仮説検定、解析値の管理基準算出でStatworksを用いており、その活用事例として紹介する。
  ※日科技連主催 第141回品質管理セミナーベーシックコースの班別研究会で実施した
   取り組みよりご発表。
   ライブ配信日:2023年7月5日(水)15:00~16:00
 【プログラム】
  1. 15:00~15:05 事務連絡
  2. 15:05~15:45 モータ設計における温度解析精度の向上         ―解析精度向上による後戻り開発の撲滅―
  3. 15:45~15:50 質疑応答
  4. 15:50~15:55 日科技連セミナーのご紹介
            北林 寛史 氏(一般財団法人日本科学技術連盟)
  5. 15:55~16:00 閉会の挨拶
活用事例⑤
ライブ配信
(60分)
豊田合成におけるデータアナリスト育成の取り組みと実践活用事例の紹介
-SQC/ML実践力向上活動の全社展開-
野田 宗利氏
(豊田合成株式会社
 品質保証本部
 TQM推進部 部長)
カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーなどの急激な環境変化により、自動車事業そのものが大きく変化している。また、急速なデジタル技術の進化により、企業におけるDX化も待ったなしの状況である。そのためのデータアナリストの確保も急務であり、弊社においても、文系理系を問わず、基盤となるデータリテラシーやSQC(統計的品質管理)、更にはML(機械学習)の人材育成を進めている。本報告では、SQC教育に加え、弊社独自のML実践教育を2018年から立上げており、その取り組みにおける現在の苦労点、工夫点も交えながら、弊社のML活用事例の紹介も可能な範囲で紹介する。
  ライブ配信日:2023年8月3日(木) 15:00~16:00
【プログラム】
  1. 15:00~15:05 事務連絡
  2. 15:05~15:45 豊田合成におけるデータアナリスト育成の取り組みと
            実践活用事例の紹介
            -SQC/ML実践力向上活動の全社展開-
  3. 15:45~15:55 質疑応答
  4. 15:55~16:00 閉会の挨拶
機能・サービスの紹介
(40分)
日本の製造業の品質管理を支え続ける統計解析ソリューションの
ご紹介
藤村 夏美
(株式会社日本科学技術研修所
 統計ソリューション事業部
 データサイエンス部)
近年、日本のものづくり分野で品質問題が取り沙汰され、「品質管理」に向き合う必要性が高まっています。
本発表では、本シンポジウムテーマ「品質管理のルネッサンス」を念頭に、品質管理の実践において有用な弊社の製品、サービスをご紹介します。
第1部では、当社がご提供する5つの統計解析ソリューションをご紹介します。
第2部のデモンストレーションでは、JUSE-StatWorks/V5の便利な機能をご紹介します。StatWorksの活用において是非お役立てください。

  ※ プログラムの内容は2023年4月28日現在のものです.予告なく変更することがあります.
※ ご所属等はご発表時点のものになります.

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シンポジウムの発表内容を掲載した冊子
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