第30回 JUSEパッケージ活用事例シンポジウム

「第30回 JUSEパッケージ活用事例シンポジウム」は盛況のうちに終了することができました．ご支援・ご参加いただいた皆様に心より御礼申し上げます。

開催のご案内

「第30回 JUSEパッケージ活用事例シンポジウム」は1992年の開催から30回目の節目を迎えます．ひとえに，皆様のご支援に支えられてきた証と感謝申し上げます．その時々の「旬の話題」や「統計的アプローチ方法」，「役に立つ活用事例」，「新製品」，また先進的担い手である「活用エキスパート」を紹介してきた本シンポジウムですが，市場に向かって常にありたい姿を提示してまいりました．

さて，2020年度は，新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けオンラインでの開催となりますが，あらゆるものがネットで繋がり，データを収集・分析，チームで業務を効率化など，誰もが業務改革の主人公となり，チャレンジした分だけ果実を得ることができる時代を迎えております．

今回，私たちは「IoT時代の統計的問題解決法」をテーマに，機械学習と統計的品質管理の基本的な理論と考え方，現場での上手な使い分け，StatWorks/V5を用いた分析ツールの効率的利用法など，裏付けと実績をベースに講演者が自信をもって提案します．

どうぞふるって，申し込み登録，ご視聴下さい．

開催概要

第30回 JUSEパッケージ活用事例シンポジウム概要
日時	申込期間：申込は〆切りました視聴期間：2021年3月1日(月)～2021年5月31日(月)
会場	オンライン開催
参加方法・参加費	無料（事前にWebフォームからお申し込み）
プレゼント	2021年3月26日(金)までに本イベントのアンケートにご回答いただいた参加者の中から抽選で，トヨタ自動車(株)渡邉克彦氏の書籍『上手な機械学習と統計的品質管理の使い方入門』をプレゼントいたします． ※プレゼントの詳細については，後日お知らせいたします．

プログラム

IoT時代の統計的問題解決法
主催者挨拶	開講のご挨拶齋藤愛子(株式会社日本科学技術研修所代表取締役社長)
講演1(90分)	多変量解析と機械学習～基本的理論と考え方～永田靖氏(早稲田大学創造理工学部教授) 多変量解析や機械学習の全般はお話しできません． Deep Learningはお話ししません．回帰分析の基本的理論・考え方・問題点をお話しします．回帰分析を改良した機械学習の手法をお話しします．関連する機械学習のアプローチをお話しします．観察データと実験データの違いについてお話しします．かみ砕いてお話しします．でも，数式はそれなりに登場します．＜プロフィール＞早稲田大学創造理工学部経営システム工学科教授日経品質管理文献賞受賞多数　受賞作として,「JSQC選書18 工程能力指数-実践方法とその理論-」日本規格協会2012年がある.2019年デミング賞本賞受賞
講演2(60分)	上手な「機械学習」と「統計的品質管理」の使い方について渡邉克彦氏（トヨタ自動車株式会社 TQM推進部）トヨタグループでは，機械学習とSQC（統計的品質管理）を問題解決の有効なツールとして位置づけ，ものづくりにおける品質向上や技術力向上に活用しています．本講演では両者の目的や対象データに沿った上手な使い方を中心に解説します．＜プロフィール＞トヨタ自動車株式会社 TQM推進部社内およびグループのSQC活動を推進・指導、活用アドバイザ日本品質管理学会第1回Activity Acknowledgment賞受賞2011年.第10回JUSE-StatWorks活用エキスパート賞受賞2013年
講演2(60分)	2021年3月中旬発売新刊『上手な機械学習と統計的品質管理の使い方入門　JUSE-StatWorksによるこれからのものづくりに必要な両利きのデータ分析』渡邉克彦著，日科技連出版社
製品紹介 (60分)	JUSE-StatWorks/V5による統計的問題解決支援犬伏秀生(株式会社日本科学技術研修所統計ソリューション事業部データサイエンス部) 機械学習を中心に，問題解決においてJUSE-StatWorks/V5をより有効に活用していただくための解析機能や便利機能を紹介します．また，JUSE-StatWorks/V5機械学習編R2で新規に搭載された機能の紹介も行います．