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第18回 JUSEパッケージ活用事例シンポジウム

第18回JUSEパッケージ活用事例シンポジウムは盛況のうちに終了しました. 会期中はお忙しい中,多数の方にご来場を賜りました.誠にありがとうございました.
当日のレポをご覧いただけます.【ルポ】第18回JUSEパッケージ活用事例シンポジウムへ

開催のご案内

「第18回 JUSEパッケージ活用事例シンポジウム」を2008年12月2日(火)に開催いたします.
今年度の全体テーマは「実務に役立つSQCの推進」です.特別講演では富士ゼロックス(株)の立林氏のご講演を,事例紹介ではSQCを実務に役立てたそれぞれの事例をご発表していただきます.

日頃の皆様へのご愛顧と,実務での活用・推進にご利用していただくため,参加費は無料(事前申込制)です.お席に限りがございますので,お早めにお申し込みください.皆様のご参加を心よりお待ち申し上げてます.

テーマおよびプログラム

テーマ 『実務に役立つSQCの推進
2008年12月2日(火) 9:30 ~ 17:30 (受付時間 9:00)
開催挨拶
09:30~9:40
株式会社日本科学技術研修所
特別講演
09:40~11:10
立林 和夫氏(富士ゼロックス株式会社)
写真:立林 和夫氏(富士ゼロツクス株式会社) タグチメソッド(実験方法,解析方法,統計との接点)
タグチメソッドのパラメータ設計(ロバスト設計)は,実験計画法から発展した,ばらつきや劣化の小さな製品/工程を設計するための最適化技術です.ロバスト設計の手法の一部として,当然,実験計画法を使用しますが,フィッシャーの実験計画法が条件変化に対する特性値の平均値の変化を扱うのに対して,ばらつきの変化を扱うという大きな違いがあります.ロバスト設計と実験計画法がどのように違うかを中心として,最近急激に普及しはじめたMTシステムについても触れたいと思います.
休憩 11:10~11:20
事例紹介1
11:20~12:00
扇 千春氏(株式会社ジーシーデンタルプロダクツ)
QC教育を基幹とした改善・改革能力向上による人材の育成
現場力の強化と改善活動を活発化するために統計的手法に着目し,階層を意識した教育の導入と職場での活用を図る活動を主たる柱として,職場革新活動のレベルアップとモラールの向上に成果をあげた事例を紹介します.
事例紹介2
12:00~12:40
堀本 ゆかり氏(常葉学園 静岡リハビリテーション専門学校)
医療系専門学校におけるストレスマネージメント
=臨床能力向上に向けて=

臨床実習で求められる臨床能力には知識・技能・情報収集能力・総合的判断力・態度等がある.カリキュラムの途中でバーンアウトする学生も少なくない.今回,臨床実習事前指導に役立てる目的で構造方程式モデリングを用い,性格的要因と成績との因果関係を調査したので報告する.
昼休み 12:40~13:40
事例紹介3
13:40~14:20
飯田 一郎氏(株式会社コーセー メイク製品研究室)
官能評価の設計からMAまで
官能データ解析の基本的なフローについて事例を交えて解説する.
  1. 評価目的と想定される結論
  2. 評価設計・インストラクション
  3. 収集・観察・予備的解析
  4. データ構造解析・総合指標の導出
  5. 結果の反映とフォロー
事例紹介4
14:20~15:00
武井 俊文氏(野村ユニソン株式会社)
産業用ロボットの位置精度安定性の評価に関する研究
ロボットの位置決め精度が安定するためには組立後のなじみ運転が必要とされる.ロボットの繰り返し精度がなじみ運転のどの時点で安定しているかを図るにあたり,統計的手法を用いて安定性の評価方法を検討した.
休憩 15:00~15:10
事例紹介5
15:10~15:50
岡本 佳之氏(コーセル株式会社)
電子機器のはんだ接合部耐温度サイクル性能の設計について
当社では,事前設計にシミュレータを積極的に活用するようになってきており,はんだ接合部の熱疲労寿命の検討にもシミュレータを活用し始めた.ところが,シミュレータでは寸法・物性等各因子が中心値での計算であり,ばらつきを考慮していない.従って,計算結果が判定基準に対し問題が無くても実物でばらつき,設計評価でNG,あるいは市場不良となる可能性がある.一方,ばらつきを考慮して多くのモデルを計算することは解析コストから非現実的である.そこで,応答曲面法およびモンテカルロシミュレーションを用いて,ばらつきを考慮した安全率を定義し,合理的な設計マージンをもった判定基準を設定した.これにより,代表値によるシミュレーションで判定できるようになり,設計段階で信頼性を作り込む一助となった.
事例紹介6
15:50~16:30
澤田 昌志氏(アイシン精機株式会社)
JUSE-StatWorks/V4.0の全社展開によるSQC実践活用の推進
当社は,'94年度より「SQC活用推進における人材育成」をねらいに,「QC教育」と「SQC活用推進」の仕組みを強化し,教育が知識習得のためだけに終わらず,実践活用し成果をあげるようにすることを基本的な考え方としている.その中で’03年度にStatWorksのネットワーク版を導入し,全社共通ソフトとして展開を開始した.具体的には,「QC教育」,特にSQC専門教育から,StatWorksの活用のうれしさを模擬体験できる内容にしたり,「SQC活用推進」においてもStatWorksを基軸にやってみせるといった展開を進めてきた.その結果,全社的にStatWorksの活用が増加するとともに,職場の重要課題の解決において積極的にSQCが活用されることが多くなってきた.その中の事例をいくつか紹介する.
事例紹介7
16:30~17:10
加瀬 三千雄氏(元NECファクトリエンジニアリング株式会社)
最近の企業におけるSQC教育についての一考察
(効果的なSQC教育の実施を目指して)
授賞式
17:10~17:20
第5回 JUSE-StatWorks活用エキスパート賞
製品機能やサービスについて良く理解し,ユーザの模範としてJUSEパッケージの機能改善,社内外への教育による普及など,サービス向上などに大きく貢献して頂いた方々に,(株)日科技研が日頃の感謝と敬意を込めて選定しお贈りしております.
第5回 JUSE-StatWorks活用エキスパート賞 受賞者および選考理由
総合司会 奥原 正夫氏(諏訪東京理科大学 経営情報学部経営情報学科 准教授)
併設 展示・デモンストレーション,相談コーナー
最新のJUSEパッケージの展示スペースをご用意いたしております.開発者が常駐し,製品の説明やご質問にお答えいたします.お気軽にお立ち寄りください.

※ 掲載の会社名・所属・内容等は,発表当時のものです.

開催日時および会場案内

日時
2008年12月2日(火) 9:30 ~ 17:30
受付時間 9:00より
参加方法・参加費
無料
定員
100名

お問い合わせ

ご不明な点がございましたら,お問い合わせ窓口よりお問い合わせください.

過去のシンポジウム開催の様子や発表資料は,過去のシンポジウムプログラムおよび発表資料からご覧いただけます.


要旨集の販売について
シンポジウムの発表内容を掲載した冊子
これまでに開催された各シンポジウムの発表要旨集を販売しております.ただし在庫がない場合もございますので,あらかじめご了承下さい.ご希望の方はお問い合わせ窓口よりお問い合わせください.

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